検索結果2,400万件、どこから読む? 30分でできる文献検索ルーティン

検索結果2,400万件、どこから読む? 30分でできる文献検索ルーティン


tlootoの論文検索で、ごく普通のクエリを実行してみました。large language models title abstract screening systematic review です。ヒット件数は 24,053,355件。1ページ目は関連していました。5ページ目も関連していました。これが落とし穴です。


幅広いクエリひとつで24,053,355件。問題は件数ではなく、読む順番です


何もかもが関連しているように見えると、人はたいてい2つのうちどちらかをします。上位10件を読んでやめるか、タブを40個開いて午後を失うかです。どちらでも、指導教員に根拠を説明できる文献リストにはなりません。科学論文の出版数は年に約4.1%増え、およそ17年ごとに倍増しています [1]。放っておいて楽になることはありません。


おすすめのルーティンを紹介します。所要時間は約30分です。



0〜5分:問いを1文で書く


トピックではなく、対象集団、曝露または方法、アウトカムを含む問いにします。大学生の夜間のスマートフォン利用はGPAとどう関係し、その一部は睡眠で説明できるのか? なら検索できます。スマートフォンと学生 では検索できません。



5〜12分:3〜4つの検索意図に分ける


各検索意図が問いのひとつの側面を担います。中心となる関係、メカニズム、対象集団、研究デザインなどです。それぞれ別々に検索してください。全部をひとつの長いクエリにまとめると、2,400万件のヒットになってしまいます。



12〜22分:書き出した基準でタイトルをスクリーニングする


何かを読む前に、組み入れ基準を3〜4つ書き出します。対象集団、アウトカム指標、研究デザイン、対象期間です。そのうえで各検索結果を上から順に見て、タイトルと要旨だけで「含める」「除外」「保留」に分けます。基準があれば、面白いというだけで論文を残してしまうのを防げます。



22〜30分:残った論文に順位をつける


「含める」に入った論文を並べ替えます。問いに直接答える論文を先に、次に方法論の論文、最後に背景の論文です。これがあなたの文献リストになり、どの論文についても載せた理由を説明できます。



tlootoの役割


tlootoは、このルーティンの機械的な部分を代わりに行います。レポート画面で問いを入力すると、互いに補い合う検索意図に分解し、検索意図ごとに複数のクエリを学術インデックスに対して実行し、明示的な組み入れ基準で各候補をスクリーニングし、通過した論文から引用付きのレポートを書きます。計画の全体は作業プロセスパネルに表示されるので、何が検索されたのか、なぜその論文が残されたのかを確認できます。


tlootoがひとつの問いを複数の検索に分け、スクリーニングする流れ


自分の手で進めたい場合は、論文検索ページで要旨と引用データ付きの検索結果をそのまま確認できます。結果カードから論文をライブラリに保存しておけば、次に必要になったときもすぐに見つかります。



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参考文献

[1] Bornmann, L., Haunschild, R., & Mutz, R. (2021). Growth rates of modern science. Humanities and Social Sciences Communications, 8. https://doi.org/10.1057/s41599-021-00903-w