
夜の11時。第一志望のジャーナルでリジェクトされ、第二志望のジャーナルはChicagoの著者年方式を求めていて、手元の原稿はAPAで参考文献が64件。この先3時間がどうなるかはわかっています。イタリック、アンパサンド、et al. にする著者数の基準、DOIの接頭辞、出版年の位置。
参考文献の書式整えは知的に難しい作業ではありません。ただ時間がかかり、手作業で直すたびに新しいミスが入り込みます。
参考文献はテキストではなくデータであるべき
書式直しがつらいのは、多くの原稿が参考文献を手入力のテキストとして持っているからです。スタイルを変えれば、全項目を打ち直さなければなりません。tlootoでは、各参考文献が著者・タイトル・掲載誌・出版年・DOIを持つレコードです。整形済みのテキストはそのレコードから生成されるので、スタイルの変更はメニューから選ぶだけで済みます。

tlootoレポートの参考文献パネル。リストの上にスタイルメニュー、引用の表示切り替え、DOIの表示切り替えがあります。
- 5つのスタイル: APA、MLA、Harvard、Chicago、ISO 690。
- DOIの表示・非表示を切り替え。 ジャーナルの指定に合わせられます。
- 本文中の引用番号は自動で振り直し。 Research Editorで文章を動かしても大丈夫です。
- 整形済みの参考文献を1件だけコピー。 別の文書で必要なときにライブラリから取り出せます。
- 原稿を書き出し。 選んだスタイルで参考文献が整った状態のまま、PDFまたはDOCXで出力できます。

手持ちの文献をインポート
参考文献を文献管理ツールで管理しているなら、一からやり直す必要はありません。tlootoのライブラリは、参考文献ファイルやエクスポートしたフォルダをまるごと取り込めます。アップロードした論文PDFからライブラリの参考文献を自動で作成することもできます。一度レコードになれば、ほかの文献と同じように整形されます。
続けたいひとつの習慣
自動で整形できても、ジャーナルの投稿規定にある独自ルールは確認してください。et al. にする前の著者数に上限を設けているところ、DOIをURL形式で求めるところ、求めないところがあります。いちばん近いスタイルを設定したら、64件すべてではなく、そうした例外の確認に10分を使いましょう。