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第二言語の英語で研究を書く:自分の声を保ったまま、流れを整える

第二言語の英語で研究を書く:自分の声を保ったまま、流れを整える

ありきたりな文が具体的な文に変わる:書き直しのイメージ図です。


世界の研究者の多くは、第二言語で論文を書いています。自分の分野を深く理解し、自分のデータは誰よりもよく知っているのに、それでもぎこちなさの残る文に何日も費やします。なかには、自分で書いた文章を検出ツールに「AI生成のように見える」と言われる人もいます。


この2つ目の問題は現実に起きています。スタンフォード大学の研究では、GPT検出ツールが、英語を母語としない人が書いたTOEFLのエッセイの半数以上をAI生成と誤判定しました [1]。丁寧に書かれた第二言語の文章は、無難でよくある言い回しを使いがちです。そして、よくある言い回しこそ、検出ツールにも退屈した査読者にも目をつけられるものなのです。



解決策は凝った英語ではなく、具体性


珍しい単語は必要ありません。必要なのは、その研究をした人にしか書けない文です。比べてみてください。


These findings highlight the importance of adopting a holistic approach.


The gap in GPA shrank from 0.21 to 0.09 points once we adjusted for sleep, which suggests sleep explains part of the effect.


2つ目の文は凝っているわけではありません。より具体的なのです。数値、比較、そしてエビデンスに見合った大きさの主張が入っています。



自分の声を保つ5つの修正


  1. 要約的な形容詞を数値に置き換える。Significant、substantial、notable → 実際の値へ。
  2. 主語を明示する。It was found that → We found、または Lemola et al. found へ。
  3. つなぎの言葉を重ねない。 連続する文の冒頭に Furthermore、Moreover、Additionally が並ぶと、埋め草に見えます。
  4. 1文にひとつの考え。 3つの節を持つ長い文は、文法が崩れ、意味がぼやける場所です。
  5. 用語を固定する。 概念ごとに1語を決めて毎回それを使います。文体のために言い換えると読者が混乱します。



tlootoが役立つ場面と、使うべきでない場面


tlootoのAI Detectorは、どの文がありきたりに見えるのか、なぜそう見えるのかを文ごとに示します。パターンはたいてい明確です。知見を述べた文は通過し、つなぎの文やまとめの文が判定されます。判定された文にはHumanizerが書き直し案を出せます。何を残すかはあなたが決めます。


判定されたのはありきたりな文。知見を述べた文は通過しています


これらのツールは、弱い文を見つけるために使ってください。著者が誰かを偽るためではありません。AI支援に関する所属機関のポリシーに従い、求められている場合は使用を開示しましょう。目指すのは、はっきりとあなたのものであり、はっきりと伝わる文章です。



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参考文献

[1] Liang, W., Yuksekgonul, M., Mao, Y., Wu, E., & Zou, J. (2023). GPT detectors are biased against non-native English writers. Patterns, 4(7). https://doi.org/10.1016/j.patter.2023.100779